展示作品

百華繚乱

進化するアート

優美に舞い続ける艶やかな金魚と
無限を感じる空間の美しさ

生命が宿る美術館で
変わりゆく姿を五感で感じる
現代の喧騒をも忘れてしまうような
幻想がここにはある

喧騒忘れて、幻想へ

展示の見どころ

金魚と調和する
空間の美しさ

水槽や金魚だけではなく、会場全体を使って美しさを演出します。日本の伝統文化と金魚が調和し、現代の喧騒を忘れさせる落ち着いた空間が広がります。

百華繚乱

花を華に置き換えて。無限に広がる色とりどりの華やかな金魚たち。光と色との交錯を日本伝統文化の折り紙の表現で再構築しています。

竹林七賢

静けさを軸とした荘重な空間を、連なる提灯と竹林で構成して知が昇華する清らかな場を提供します。

アーティストのコラボレーション

様々なアートが
融合する美しさ

アートアクアリウム史上初となる、様々な分野で活躍するアーティストとのコラボレーション作品を展示します。

フラワーリウム

静のいけばな、動の金魚という、対極にありながらも、混ざり合い、相乗される至上の美が、皆様をお迎えいたします。アートアクアリウムの幻想的な世界観と、假屋崎省吾氏の繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚のコラボレーションが楽しめます。

假屋崎さんコメント

金魚&假屋崎省吾の世界初のコラボレーション企画ということで、期待に胸をふくらませております。金魚と花、この世が生みだした完成された美をどのように共演できるか私自身も本当に楽しみで仕方ありません。世界に誇る日本の芸術、金魚といけばなの世界初のコラボレーションをご来場の皆さまにぜひご堪能いただければと存じます。

展示作品

  • お面蒐集

    神代から歴史に登場するお面は、祭祀をはじめ様々な目的で使われてきました。お面は伝統工芸品として世界でも蒐集対象となっています。当館が時間をかけて独自に蒐集した歴史あるお面の数々を飾っています。

  • 銀座万燈籠

    幽玄な灯りに包まれた静寂の空間。奈良・春日大社の万灯籠を思わせる、幾重にも連なる吊り灯籠は、当館が独自に蒐集した歴史あるものです。

  • 金魚の回廊

    立ち並ぶ金魚の列柱に足を踏み入れると、そこには無限の空間が広がっています。和柄で装飾された台の上からのぞき込むと、下方向への空間的広がりも見ることができます。寺社建築に見られる回廊を表現した空間型の作品です。

  • 金魚蒐集

    ふだんなかなか目にすることのない珍しい品種を中心に、種類ごとにアートギャラリーのように展示をしています。ライティングの演出とともに、金魚を様々な角度から見られるようにしています。

  • 金魚の飾り棚

    日本の伝統工芸である江戸切子と、そのなかを泳ぐ金魚、さらに日本の伝統文化である盆栽を棚に飾ります。江戸切子は根本幸昇氏の作品を、盆栽は盆栽師・平尾成志氏の作品を展示しています。

  • 金魚の滝

    淡い光の中、波打ちながら重層的に連なる水の壁。静かに流れ落ちる水は、まさに金魚の滝。流れ落ちる水の裏側に回ると、舞い泳ぐ金魚を目の前に見ることができます。

  • 金魚の石灯籠

    神社仏閣に灯りをともす石灯籠をアレンジした作品。日本を代表する石材「御影石」を用いています。灯籠の火袋部分が水槽となり、そのなかを泳ぐ金魚はまるで灯火のようにゆらめきます。

  • 障子リウム

    室内から庭園の季節の移り変わりを楽しめる雪見障子をモチーフにした作品。京都大徳寺、塔頭弧篷庵の茶室「忘筌席」にある、下吹き抜け障子に着想を得て仕立てました。障子越しに広がる金魚達の世界を覗き込むようにお楽しみいただけます。

  • 新金魚品評

    背の低い四角形の水槽の中を、優雅にゆったりと泳ぐ金魚。水面まで顔をのぞかせた金魚を、上から眺めて鑑賞する作品です。側面の装飾にはお着物の帯を用いています。金魚の無限の可能性を感じ取れる、永遠の世界が広がっています。

  • 手毬リウム

    日本の伝統的な遊具である手毬。多彩な糸で織られた紋様と、その合間から金魚たちの優美な姿を覗くことができます。十八の手毬が躍るように壁一面を飾る空間を演出しています。

  • オリガミリウム

    沢山の金魚たちが泳ぐ、ひときわ大きな金魚鉢。日本の美しき伝統「折り紙」に着想を得て、作り上げた新作です。背景を飾るのもまた、折り紙で折られた金魚たちです。

  • 提灯リウム

    日本の昔ながらの照明である「祭り灯籠」をモチーフにした作品です。球体が拡大レンズの働きもして、金魚が大きく見えます。静かな空間に連なる提灯は、祭りの後の参道を思わせます。

  • 金魚の竹林

    ぐるりと立ち並ぶ、水と光の泡の柱の中に、無数の金魚たちが乱舞しています。まるで竹林の中にいるような静寂さと、優雅に泳ぐ金魚の美しさが相まった特別な空間が、光に包まれています。

  • 猪目リウム

    日本古来から魔除けや福を招く意味合いで使われているハートのような文様、 猪目(いのめ)。古くから神社仏閣の建築装飾として随所に見ることができます。その猪目をモチーフとした窓が水槽となり、その窓から外に広がる景色のなかを金魚たちが優雅に泳ぎます。

  • 天空リウム

    天空に咲き誇る空想の花々を表現し、花咲く水槽が連なる幻想世界を描き出します。
    圧倒的スケールのなかを優雅に泳ぐ金魚の姿をお楽しみください。

  • フラワーリウム

    アートアクアリウム初の試みとして華道家・假屋崎省吾氏とのコラボレーション企画が生み出されました。世界に誇る日本の芸術、金魚といけばな。重ね合わせることにより、華やかさが一層引き立っています。

  • コラボアート

    今、世界的に人気を博す多面的に活躍するトップクリエーターたちがアートアクアリウムをモチーフに作成した新作を展示しています。定期的に作品は入れ替わります。クリエイターが彩るコラボレーションを、お楽しみください。

  • 歌川国芳コレクション

    江戸時代末期の浮世絵師である歌川国芳の作品から、金魚と鯉が描かれているものを二十点余り収集し展示しています。

  • 新行燈リウム

    日本の伝統的な照明器具である行燈をモチーフにした作品。火袋には魔除けの意味合いを持つ麻の葉模様をあしらっています。揺らめく炎のように光の中を泳ぐ金魚たちが道行をいざないます。

  • ショップ

    アートアクアリウム美術館 GINZAの想い出をお持ち帰りいただくために、日本を代表する老舗店とのコラボ商品を含め、ここでしか購入できないオリジナルの金魚グッズをご用意しました。

様々な楽しみ方