奇才絵師・歌川国芳が描く妖怪たちが金魚泳ぐ提灯街道に出没⁈ アートアクアリウム美術館のハロウィン 浮世絵妖怪夜行2024 妖怪を描いた浮世絵の特別演出/作品展示を10月17日(木)~10月31日(木)期間限定開催
アートアクアリウム美術館 GINZA(所在地/銀座三越)では、浮世絵師・歌川国芳の妖怪画をテーマにした特別展示を10月17日(木)~10月31日(木)の期間限定、ハロウィンに合わせて開催いたします。
日本の伝統美をアートピースとして構成し和の世界観広がるアートアクアリウム美術館ならではの“和ハロウィン”企画が登場!江戸時代に活躍し、いまなお世界中から愛される浮世絵作品を制作した奇才絵師・歌川国芳が描いた妖怪画が、人気作品“提灯リウム”に登場します。さらに、国芳の金魚をテーマにした作品を展示する“浮世絵展示エリア”にも妖怪画10作品を追加し特別展示します。
■ランタン連なる“提灯リウム”エリアに国芳の妖怪たちが現れる!
現在開催中の秋の企画展「金魚泳ぐ幻想秋夜」(11月27日(水)まで開催)では、無数のランタンが連なる幻想的な空間を演出した、提灯リウム。この作品エリアに、2週間限定で国芳が描く妖怪たちが登場します。アートアクアリウム美術館ならではの“和ハロウィン”な特別演出をお楽しみに!
■歌川国芳の浮世絵展示
本イベント期間中、浮世絵展示エリアでは提灯リウムの特別演出にも登場する妖怪が描かれる作品を含む、国芳の妖怪画10作品を展示いたします。
〈歌川国芳コレクション〉
当館では、江戸時代末期の浮世絵師である歌川国芳の作品から、金魚と鯉が描かれている作品を常設展示し、この“歌川国芳浮世絵コレクション“を通して、江戸時代から人々に親しまれていた金魚鑑賞の文化をお伝えしております。
今回の期間限定展示では、ユニークな作風が人気の妖怪画をご覧いただける機会となりますので、ぜひ金魚アート鑑賞とあわせてお楽しみください。
■展示作品一例
●迫力満点! 国芳の描くダイナミックな妖怪絵
江戸時代から明治時代にかけて「猫騒動物(ねこそうどうもの)」というお家騒動にからめて、怪猫のたたりを描く歌舞伎が流行。行灯の油を舐める猫を影絵で映し出し、“化け猫”が本性を現す場面を描写した作品。
〈作品〉「昔ばなしの戯猫又年とへて古寺に怪をなす図」
●コワ可愛い⁈国芳ワールド全開の妖怪画
妖怪やおばけ、幽霊などが登場する話は、江戸の人々からも大人気のテーマでした。この“こわい”ものである妖怪も、国芳の手にかかればおもしろおかしく、またかわいらしく描かれます。自由自在なその発想を妖怪画でもお楽しみください。
〈作品〉「道外化けもの夕涼み」